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結合剤(ボンド)

1.一般砥粒の結合剤

結合剤の役目は砥石の中の砥粒を結合保持することです。その主な種類は次のとおりです。

・ビトリファイド ・・・(V) ガラス質、磁器質
・レジノイド(ベークライト・エポキシ) ・・・(B) 合成樹脂、エポキシ樹脂
・ゴム(ラバー) ・・・(R) 合成ゴム、天然ゴム

結合剤の特長

ビトリファイド
粘土、長石、ガラスなどを原材料としています。1200℃前後の温度で焼成します。
砥粒を保持する力が強く、炭素鋼、合金鋼をはじめ、幅広い工作物材質に適用されます。
精密研削への適用が主体です。

レジノイド
フェノール樹脂などの合成樹脂を原材料とし、200℃前後の温度で硬化させます。
弾力性があるので、ソフトな当たりが得られます。粗・中仕上げへの適用が主体です。
主にセンタレス、ディスク・ロール・重研・切断などで使用されます。
ビトリファイドト一部適用作業が重複します。

ラバー
ゴムを主体とした結合剤で、センタレス研削の調整砥石に使用されています。

エポキシ(プラスチック)タイプ
均一かつ強固な保持力が特長のエポキシ系の流し込みタイプです。生材の高能率研削においてやけ・われが出にくく、非常に高い加工精度が得られます。

2.超砥粒の結合剤

被削物の物性、研削方法、期待する研削結果により選定します。

結合剤の種類

表示 種類 特長
V ビトリファイド
ボンド
ガラス質を主成分とした、有気孔タイプの結合剤です。精密研削から高能率研削まで幅広い分野で使用されます。
B レジンボンド フェノール樹脂を主成分とした結合剤です。粗研削から仕上げ研削まで幅広い用途で使用されます。
M メタルボンド ブロンズ系の金属を主成分とした結合剤です。一般的には粗研削に適していますが、ガラスやセラミックスのような硬脆性材料の研削に使用されます。(精密研削においても高能率で高品位な加工を実現します。)
EP 電着 ニッケルを主成分とした結合剤で、電気メッキにより台金の上に砥粒を固定したホイールです。砥粒の突出量が大きく切れ味を重視した粗研削に優れた性能を発揮します。
また総型ホイールを作成することも可能です。
MKSL メタルシングル
レイヤー
メタルボンドで台金の上に砥粒を一層固定したホイールです、電着より砥粒の突出量が大きく特に目づまりしやすい被削材の研削に優れた性能を発揮します。

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