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研削加工とは

研削加工の定義

研削加工は一般に高速で回転している研削砥石を用いて、その砥石を構成するきわめて硬く微細な砥粒によって加工物を削り取ってゆく加工法です。

研削加工の特長および欠点

研削加工は切削加工に比べて次のような特長があります。

特長

切削工具で削れない硬質または脆性材料でも容易に削ることができます。
研削砥石の切刃は非常に硬い鉱物質の粒子で、超硬合金や陶磁器でも容易に加工することができます。

要求する仕上面粗さおよび寸法精度が容易に得られます。
研削砥石を構成する一つ一つの切刃は小さく、また高速で回転して使用するので、切くずはきわめて小さい。すなわち、切削工具で得られる仕上面より粗さが非常に良好で、寸法精度もよい。

加工能率がきわめてよい。
研削砥石の周速度は10~80m/sであり、切削工具に比べて数倍から数十倍も高速である。
したがって一つ一つの切くずは微細でも加工能率はきわめてすぐれています。

切刃に自生作用があります。
研削砥石は使用中に切刃が磨耗すると研削抵抗が増大し、砥粒がへき開あるいは脱落して新しい切刃および気孔を生じます。したがって一般の切削工具のように研ぎ直しの必要はありません。

研削点の温度が高いのでやけ・われの原因となります。
研削作業中研削点の温度は容易に1000℃を超えますがこれは研削加工の大きな欠点です。したがって研削やけ・われを生じさせないように性能のよい研削液で十分に冷却してやる必要があります。

高速回転体である研削砥石を使用する。
研削砥石は高速度で回転しているため万一破壊した場合には重大な災害をひき起こす危険性があります。したがって作業者およびその環境を含めた安全性について十分に考慮する必要があります。